このほど成立した改正離島振興法を生かして島しょ地域の振興をと、日本共産党の笠井亮、塩川鉄也両衆院議員、田村智子参院議員と東京都内各島の町村議らは20日、国会内で懇談し、各島の状況や課題、今後の取り組みなどについて意見を交わしました。吉良よし子参院東京選挙区候補、香西かつ介衆院東京3区候補、清水ひで子都議も参加しました。
笠井、田村議員はこの間の島しょ振興に関する取り組みにふれ挨拶。塩川議員(党離島振興対策委事務局長)が議員立法による法改正の経過や改正法の要点を説明しました。
参加者から「航路運賃が高いことが生活や観光に影響している。バス路線の維持も課題」(大島)、「港の整備などハード面も重要」(御蔵島)、「航路や学校など各島で実状に応じた取り組みが必要」(新島)など島民の要求や課題が具体的に示され、党都委員会の梅木健司島しょ対策委責任者代理が「住民の中での運動でも議会活動でも全力をつくそう」とよびかけました。
これに先立ち各島の議員、吉良、香西、清水氏らは笠井議員秘書とともに、国土交通省から振興法の体系やそれに基づく施策について説明をうけ、実情を示しながら見解をただしました。