(「しんぶん赤旗」4月13日付より)
事故多発の小菅ジャンクション安全対策強化を
首都高に笠井・宮本・新井氏ら
日本共産党の笠井亮衆院議員、宮本徹衆院東京ブロック比例候補、新井杉生東京17区候補、和泉なおみ都議候補、中村伸吾、折笠明実両葛飾区議は10日、首都高速道路株式会社から東京都葛飾区の首都高・小菅ジャンクション付近の事故防止と環境対策について説明を聞き、安全対策の強化を求めました。
堀切―小菅ジャンクション間は、中央環状線と三郷線との合流・介岐点や、向島線との合流・分岐と小菅出口の車線が近距離で交錯し、渋滞と交通事故の多発地点になっています。
和泉氏の同区間の交通事故件数の質問に、首都高の担当者は、11年度は震災の影響で交通量 が一時減りましたが、年間で内回り23件、外回り81件の計104件と例年並みだったことを明らかにしました。
また、同区間で改良工事が17年度をめどに予定されており、三車線の内回りを四車線に拡幅し、小菅出口を利用しやすくするため、分岐部を約90メートル伸ばすなどの内容を説明しました。
笠井氏は08年にも間題をただしたことにふれ、安全対策の強化を要望。新井氏も「注意喚起板の設置など事故対策をしっかり取り組んでほしい」と強調し、振動・騒音など環境対策も求めました。