原発ゼロ日本 ともに 東京・杉並で
「共産党VS素人の乱」―ともに1万人以上の人間を集める、組織的だがカタいデモと、なんかよくわかんないけどすごいデモ―と銘打ったトークライブが5日夜、東京都杉並区阿佐谷のライブイベントハウスで開かれました。日本共産党の笠井亮衆院議員(党原発・エネルギー問題対策委員会責任者)が、「原発やめろデモ」呼びかけ人で家電リサイクル店長の松本哉(はじめ)さんと語り合いました。
先月6日、広島原爆投下の日に取り組まれた「素人の乱」の銀座デモに日本共産党は連帯して宣伝カーを貸し出し、デモ後の集会では小池晃政策委員長があいさつしました。
笠井さんは、6月11日に大々的に取り組まれた「素人の乱」主催の新宿駅東口の集会・デモに招かれ、参加した際の熱気を「雑然としているんだけど、一つのかたまりとしてメッセージを発信していて迫力がすごかったですね」と語りました。
政府がメルトダウンをようやく認めた直後の行動をきっかけに両者が大きくつながりだしました。
震災後、松本さんは、自身の暮らす高円寺の商店街のたまり場で安心したいと寄り集まるなかで情報が入らず、不安が募っていくのに、言わないようにしようという空気に「おかしいでしょう」と声を上げなければとデモ開催を決意したと語りました。
「自分の思いを自然に素直に表現できるのは素晴らしいこと」と述べた笠井さんは今後に向けて「原発ゼロの日本をつくるためみんなで力を合わせましょう」と呼びかけました。
後半は、トークライブを企画した日本共産党の原田あきら杉並区議も参加しました。
(「しんぶん赤旗」2011年9月6日付)