第24回党大会決議で示した情勢が、実際の政治で展開している
千代田区の日本共産党出版後援会主催の「日本共産党を語る会」が3日夜開かれ、笠井議員が約1時間にわたって講演しました。笠井議員は、先月開かれた24回党大会の決議や通常国会の様子などをおりまぜながら、耐震偽造、ライブドア事件、アメリカ産牛肉BSE、防衛施設庁談合問題などは、小泉政権がすすめてきた「構造改革路線」「規制緩和万能論」の破綻をしめすものと指摘しました。
さらに自民党政治の3つの異常(①過去の侵略戦争を正当化する異常②アメリカいいなり政治の異常③極端な大企業中心主義の異常)、憲法改悪、日米軍事同盟の再編強化問題などについて具体例をあげて解明し、「ルールなき資本主義」のもとで貧困と社会的格差の新たなひろがりが大きな社会問題になっており、ルールある経済社会への改革が国民共通の問題となってきていると話しました。
そして第24回党大会決議で「(昨年の総選挙で)自民・公明両党は、議席では多数をしめることに成功した。しかし、それは自民党政治の一時の延命になっても、この政治のもつ異常な特質と国民との矛盾、世界の流れとの矛盾を解決するものではない。うそとごまかしが明らかになれば、政治の激動はさけられない」と分析した情勢が、短時日に実際の政治で展開しており、日本共産党の役割と党綱領のしめす日本改革がいっそう光り輝いているとのべました。
参加者からの質問に答えました
講演の後、参加者から出された「外国の少子化対策はどうなっているか」「中国共産党との会談はどういう内容だったのか」「小泉はなでタスクに参拝に固執するのか」などの質問に答えたました。さらに参加者の輪に入って質問などに答えました。