国民的世論の大きなうねりを
日本共産党中央委員会は26日、JR新宿駅前で「原発撤退を求める署名」行動に取り組みました。高校生を含めとくに若い人たちが多く足を止め、原発に関するシール投票にも応じ、対話がはずみました。
笠井亮衆院議員(党原発・エネルギー問題対策委員会責任者)、かち佳代子都議、民青同盟の田中悠委員長、党農業・農民後援会の武田伸也さんが次つぎとマイクを握って訴えました。
笠井氏は「福島第1原発事故は、日本はもちろん海外にも衝撃を与え、原発反対の世論が内外で急激に高まっています」「今こそ、原発から撤退し、自然エネルギーの開発・促進に本気で取り組もうという世論を、全国津々浦々で起こしていきましょう」と呼びかけました。
署名に応じた会社員は「原発は危険と隣り合わせだ。『安全神話』がいわれていたが、福島原発の事故で安全ではないと立証された。エネルギー問題は根本から見直す必要がある。地球にやさしい自然エネルギーにシフトする、自然と共生することが人類の課題だ」と話していました。
19歳の飲食店員の男性は「今のままだったら、地震がきたら福島原発と同じことが起きてしまう。他のエネルギーを主体にしてほしい。共産党がこういう活動をしてくれるのは、うれしい」と話していました。
署名、シール投票行動では約1時間で118人の署名が集まりました。不破哲三党社会科学研究所所長の新しいパンフレット『「科学の目」で原発災害を考える』を22人が買い求めました。
(「しんぶん赤旗」5月27日付けより)