労働者と連帯し、いっせい地方選で新しい政治を
東京地方労働組合評議会(東京地評)は6日、豊島区で2011年新春旗開きを開き、200人が出席しました。
伊藤潤一議長はあいさつで「新年を迎えたが景気は低迷し労働者は解雇され、中小企業の経営は深刻。大幅賃上げ、最低賃金引き上げ、雇用安定なしに内需拡大も景気回復もない」と強調。民主党政権が狙うTPP(環太平洋連携協定)加盟や法人税減税、消費税増税を許さず、大幅賃上げなどを勝ち取るため共同を広げたたたかいを進めようと呼びかけました。
全労連の大黒作治議長ら各界の人たちがあいさつ。日本共産党からは笠井亮衆院議員、古館和憲都議らが出席し、笠井氏が「政治の閉塞(へいそく)に、政権が代わっただけではよくならないと国民が実感している。国民の立場でどういう日本をつくるか、骨太の議論と国づくりのたたかいが大事。労働者のたたかいと連帯し、いっせい地方選で新しい政治をおこすため頑張りたい」と表明しました。
(「しんぶん赤旗」1月8日付けより)
東京国公の旗びらきであいさつ
笠井議員は、東京地評でのあいさつを終えたあと、霞ヶ関で開かれていた東京国公(東京国家公務員・独立行政法人労働組合共闘会議)の2011年新春旗びらきにかけつけ、連帯のあいさつをして参加者と交流しました。