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【09.12.24】東京外環道建設は中止せよ―国交省に申入れ

党都議団、関係区市議員、住民らとともに

 
 日本共産党東京都議団は24日、東京外郭環状道路(練馬区―世田谷区間)建設を中止し、予算を暮らし・福祉拡充に回すよう前原誠司国交相に申し入れました。笠井亮衆院議員、沿線区市の党議員、住民が参加しました。
 吉田信夫都議団幹事長は「総選挙の結果、都民は外環道中止を期待したが2010年度政府予算で外環道の用地を計上する動きがあると聞く。国交省が沿線で開く説明会では住民の多くが建設中止を求めている。外環道計画は中止し予算を暮らし支援にしてほしい」と述べました。
 参加者は「国交省の説明会は短時間で一方的。予算規模や実施主体についてすら説明がない。乱暴なやり方に住民は不信を抱いている」(練馬区)、「説明会は具体的な資料もなく住民の質問時間も40分間しかない」(三鷹市)、「住民が求めるのは保育所や学校耐震化。40年間凍結していた外環道がなぜ今拒否を投じて必要か」(杉並区)と訴えました。
 国交省担当者は「外環道は再検証中だが政務3役から具体的に聞いていない」としつつ、10年度予算案への計上は否定しませんでした。「住民への説明は丁寧にしたい」と答えました。
<「しんぶん赤旗」2009年12月25日付から>

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