日中関係について意見交換
日本共産党の志位和夫委員長は9日、来日中の中国共産党の王家瑞中央対外連絡部(中連部)部長と国会内で会い、両国の政治・経済、両党関係について意見交換しました。
王氏は、建国60年を迎えた中国で政権党として活動する中国共産党の課題、世界と中国の経済見通し、中国国内の社会状況について説明しました。
志位氏は、建国60年に祝意を表し、「60年の間には中国でも日中両党間でも波乱があったが」としつつ、60年前の中国革命、この30年来の改革・開放政策の意義について述べました。
また、日本政治の「過渡的な情勢」と日本共産党の「建設的野党」の立場について説明しました。
両氏は、両党関係の今後の発展についても話し合いました。
会談には、日本共産党から緒方靖夫副委員長、穀田恵二国会対策委員長、森原公敏国際局次長、笠井亮政策委員会副責任者・衆院議員らが、中国側から裘援平中央外事弁公室副主任、盧雍政中国共産主義青年団中央書記処書記、李軍中連部政策研究室主任、居黎東中連部アジア二局長、趙世通中連部日本処長、林欐中国大使館参事官らが同席しました。