東京都農業会議会長と懇談

　日本共産党の笠井亮衆院議員は24日、八王子市内で東京都農業会議（区市町村農業委員会の会長や農協代表などでつくる公益法人）の波多野重雄会長と懇談しました。
　笠井氏は「都市農業を重視していこうという動きがあり、よりいい方向に加速させていきたい。ぜひ現場の皆さんの声をお聞かせください」と話しました。
　波多野氏は農地を活用して市民が気軽に参加できる体験農園を作ろうとしているエピソードを紹介し「農家の屋敷林を社会に還元していく方法も考えながら、都市農業を振興していきたい」と語りました。また日本農業に重大な影響を与える日米ＦＴＡ（自由貿易協定）については「反対」と述べ、「アメリカと対等にやっていかないと、日本の重要品目はだめになってしまう」と話しました。
　笠井氏は「政権交代で国会でも国民の声を聞こうという流れが強まっている」と語り、建設的野党として頑張る決意を述べました。波多野氏は「すごくいいこと。がんばっていい花を咲かせてほしい」と激励し、笠井氏と握手を交わしました。
　懇談には、日本共産党の徳留道信都副委員長、徳永睦博都農民・漁民部長、鈴木ゆうじ八王子市議、亀井寿国会議員団東京事務所長が同席しました。
（「しんぶん赤旗」9月25日付けより）

　　　　　懇談する笠井議員らと波多野会長（右）