2009年3月31日「しんぶん赤旗」より
「生かそう憲法、輝け9条」を掲げて行われる「二〇〇九年5・3憲法集会」の実行委員会が三月三十日、東京都内で開かれ、集会
の成功にむけて討論しました。
同実行委員会は、憲法会議、許すな!憲法改悪・市民連絡会など八団体で事務局を構成。○一年から党派を超えて憲法改悪反対の
一点で共同の集会を開き、今回が九回目となります。
会議では、日本共産党の笠井亮衆院議員、社民党の菅野哲雄衆院議員が国会報告。笠井氏は、憲法改悪反対、憲法調査会の始動を許
さない署名が累計で約千八十五万五千人分、国会に提出されたのに対し、改憲派からも約七十九万人分の署名が提出されたことを紹
介。「改憲を許さない世論と運動が圧倒している」としつつ、改憲派による巻き返しがあることにふれ、大きな運動をよびかけまし
た。菅野氏は、改憲派が明文改憲ではなく、解釈改憲をすすめていることにふれ、これらを阻止するのは、国民の運動にかかっている
とのべました。
実行委員会では、集会の成功にむけたとりくみとあわせて、アフリカ東部ソマリア沖への自衛隊派兵に反対するとりくみをすすめる
ことを確認しました。