大企業は社会的責任果たせ、連帯し雇用・暮らし守ろう
「連帯して雇用も暮らしも守るぞ」。かつてない雇用と営業、生活の危機打開をめざす国民要求実現中央総行動が十三日、東京・霞が関一帯で行われました。全労連など労働組合や各層団体でつくる実行委員会の主催で、宣伝や集会、交渉、パレードなどにのべ一万人が参加。「なくせ貧困」「仕事よこせ」など切実な願いをかかげてたたかい、政治転換めざす熱気に包まれました。
日比谷野外音楽堂での中央集会は二度にわたって行われ、七千五百人が参加しました。
労働者や中小業者、女性、青年、農民らが「労働組合をつくり解雇を撤回させた」「仲間を増やして反撃している」「つぶされてたまるか」と解雇や不況にも屈せず立ち向かっている状況を報告するたび、「頑張れ」「そうだ」の声や拍手がわき起こりました。
あいさつした全労連の大黒作治議長は、労働者派遣法を活用して「派遣切り」をやめさせ、直接雇用させる「一大運動」を呼びかけました。「非正規切り」に対して五十の労組が結成されていると紹介し、「大企業に社会的責任を果たさせ、不況打開と国民生活を守るため力をあわせよう」と訴えました。
中央集会では、日本共産党から、こくた恵二国対委員長、笠井亮衆院議員が連帯あいさつ。
農民連のトラクターを先頭に銀座、国会へデモ行進した参加者は、日本経団連前で「大企業は労働者を使い捨てるな」などと怒りの声を上げました。
福島県から来たパートの女性(48)は、「モー、我慢も限界」と牛の着ぐるみでパレード。「ホンダで働く夫は減産で今月はわずか四日の勤務。先の生活が見えません。大企業に雇用と生活を守る社会的責任を果たさせたい」と話しました。【しんぶん赤旗2/14付より】
国会請願デモ=日本共産党議員団が激励
中央集会が終了した後、参加者は国会制限でもを行いました。
国会請願では日本共産党国会議員弾が激励をしました。