早朝の門前で25人が参加―中島つかね2区予定候補とともに
「無法な退職強要をやめさせましょう」と日本共産党の笠井亮衆院議員らは十九日、東京都中央区の日本IBM箱崎事業所前で出勤する社員に訴えました。同社は、千人規模の正社員の解雇計画を手始めに、最終的には全社員の15%、二千四百人の首切りを狙って無法な退職強要を社員にくり返しています。
後援会員二十五人が、「法律や判例にも反する無法なやり方はゆるせません」「ひとりで悩まず相談を」と呼びかけるビラを配ると、急ぎ足の社員も次々と手をのまして受けとっていきます。準備したビラ四百枚が三十分ほどでなくなりました。
中島つかね衆院東京2区予定候補とともに訴えた笠井議員は、日本IBMの無法ぶりを国会で追及したことを紹介。四十八時間以内に退職するかどうかの判断を迫る日本IBMのやり方を舛添厚労相も「違法の判例がある」といわざるを得なかったとのべ、「大量解雇をやめさせ、社会的責任を果たさせよう」と訴えました。<「しんぶん赤旗」2009年12月20日付から>