「せめて国民の気持ちくらい読んで」と街の声
今朝の永田町の天気は久々の快晴。臨時国会も会期末の11月30日まであと2週間を切りました。この国会初日の9月24日に船出した麻生政権。今日の「東京」朝刊には、「祝・最短命政権回避――麻生首相へ」と題した皮肉たっぷりの記事も出ました。わずか2カ月足らずで、国民の批判に追い詰められ、ズルズルと解散も決断できず、自民党の中からも「総選挙前にまた総裁選になるのでは」との声も出始め、もう政権末期の様相です。
とくに、「バラマキ定額給付金」はヒドイ。「迷走のち丸投げ、のち3年で消費税増税」を打ち出した麻生自公政権に、国民は怒り心頭というより、あきれるばかりです。議員会館のエレベーターで出くわした自民党議員たちから、「いま何をどう話したらいいかわからなくて、地元で演説できないよ」「自民党は袋叩きにあってる」とぼやく声しきり。「麻生さんは、漢字を読めなくてもいいから、せめて国民の気持ちくらいは読んで」と街の声。こんな政治がこれ以上続いたら、暮らしはもちろん日本沈没です。
国民はいま、年越しできるか崖っぷち。いまこそ世直しのときです。「バクチ経済のツケを国民にまわすな」、「雇用・暮らし・中小企業・農業を守れ」、「社会保障の拡充を」--日本共産党が打ち出した緊急経済提言を実現することこそ、一番の景気対策です。いよいよ19日には、衆議院厚生労働委員会で、野党4党が提案し参議院から送られてきた後期高齢者医療制度廃止法案の審議入り。国民の世論・運動と結んだ論戦で追い詰めて、解散・総選挙で国民本位の政治への転換へ、終盤国会、頑張ります。