中野駅頭で「いまこそ、チャンスよ」と激励を受け
午後2時からの衆議院本会議での麻生首相の所信表明演説。本会議場は、解散・総選挙がひたひた迫っている雰囲気でいっぱい。
冒頭から、麻生首相は、「突然の政権交代でご迷惑をかけてお詫び」、「中山大臣に代えて金子大臣にしたが、閣僚として不適切な発言であり、お詫び」の連発。福田前首相の突然の投げ出しのあと、9月24日の麻生政権発足で選ばれ、わずか「5日大臣」となった中山前国交相のやった仕事は暴言だけ。もはや自公政権に日本の舵取り能力なし、その行く末を暗示するかのような船出でした。
「この言葉よ、届け。ともすれば元気を失いがちなお年寄り、若者、いや全国民の皆さん方のもとに」という麻生首相。議場からは、「そんな状態に誰がしたのか」「反省なし」のヤジ。「日本経済は全治3年」「暮らしから不安取り除き、強く明るい日本を再び」といいますが、若者は「使い捨て」、お年寄りは「姥捨て」とばかり、ここまで国民と日本経済を深刻にしたのは、「構造改革」の名でやってきたこと。一部大企業の応援に熱中、国民には痛みと負担で「貧困と格差」広げてきた政治の責任重大です。
この日、開かれた全建総連の中央決起大会で訴えました。「国民に『痛み止め』飲ませながら、『構造改革はすすめていく』という麻生首相ですが、国民が求めているのは、『痛み止め』だけではありません。構造改革で『痛み』押し付ける政治そのものを止めてくれ、政治の病を根治してくれということではないでしょうか」。会場からは、「そうだ」の声。大企業応援の政治から家計に軸足、庶民・中小企業応援の政治への転換こそと、決意を新にしました。
夕方、冷たい雨ふる中野駅頭での訴えに、耳を傾けていただいていた女性から、「いまこそ、チャンスよ。頑張って」と熱い激励を受け、首都東京の議席を2倍、3倍へと元気百倍です。