2008年憲法講座で特別報告
日本共産党の笠井亮衆院議員は31日、憲法会議主催の「2008年憲法講座」で「臨時国会をめぐる情勢」と題して特別報告を行いました。
笠井氏は、ちょうど1年前に福田首相がまだ総理になっていないときに、笠井氏に「改憲の動きはしばらくないみたい。でも気をつけてね」と「忠告」していたことを紹介。いままさにその「忠告」がピッタリ当てはまる情勢であると指摘しました。
そのうえで笠井氏は、憲法審査会を始動させなかったことや後期高齢者医療制度廃止法案を参院で可決、衆院で継続審議となっていることなど、改憲、構造改革路線に歯止めをかけてきた国民のたたかいを確信に、改憲勢力の執念をいささかも軽視することなく、同時に、改憲の動きを遅らせるだけでなく、その野望を断念させる勢いのあるたたかいを臨時国会、解散・総選挙に向けて前進させようと訴えました。