東京と首都圏を戦争拠点にするな
米陸軍第一軍団司令部や、海軍横須賀基地、空軍横田基地が集中し、米軍再編や自衛隊との一体化で危険性を増す首都圏の問題を考えるシンポジウム「東京と首都圏を戦争の拠点にしていいのか!」が23日、東京都中野区で開かれ200人が参加しました。東京の平和団体、労組などでつくる実行委員会が主催。
日本共産党の笠井亮衆院議員が基地をめぐる情勢について特別報告。沖縄での米兵の少女暴行事件や海上自衛隊イージス艦による漁船衝突事件にふれ「事件・事故をなくすためにも、基地撤去以外にない。基地再編を許さず、アメリカいいなり・軍事優先の政治を変えるためがんばる」と表明しました。
パネリストの半田滋(東京新聞編集委員)呉東正彦(弁護士)、松山清(横田基地シンポ実行委)の三氏が発言。「ミサイル防衛」がアメリカ戦略の一翼を担っている実態や、横須賀基地の原子力空母母港化の危険と市民の反対運動、横田基地強化反対の取り組みを報告しました。(2008年2月24日/しんぶん赤旗より)