緒方・笠井議員が意見交換
日本共産党の緒方靖夫副委員長・参院議員は26日、笠井亮国際局次長・衆院議員とともに、訪日した韓国超党派議員の研究会「韓民族平和ネットワーク」代表の高鎭和(ハンナラ党)、李永順(民主労働党)両議員と国会内で会談しました。
最初に韓国側から、六カ国協議の進展にともなう北東アジア情勢の変化と先月の同協議合意履行の課題、「従軍慰安婦」問題、日本の憲法「改正」問題、在日韓国・朝鮮人の人権問題について発言がありました。
これを受けて緒方氏は、六カ国協議に対する日本政府の立場、拉致問題解決の重要性とともに「慰安婦」問題での安倍政権の立場の問題点、在日韓国・朝鮮人の参政権問題などについて発言。笠井氏は、憲法問題などを発言しました。
また、両国の政治情勢の特徴などについても意見交換しました。
会談を通じて、情勢や課題についての生きた意見交換が有益であることを確認した双方は、「こうした意見交換の場を、今後も可能な形で持ちましょう」と述べ合い、和やかに会談を終えました。
(2007年3月27日/しんぶん赤旗)