5・3憲法集会実行委員会主催「3・2大集会」で国会報告
日本共産党の笠井亮衆院議員は、2日、日比谷野外音楽堂で開かれた「5・3憲法集会」実行委員会主催の「STOP!改憲手続法案 3・2大集会」で国会報告をしました。集会には、井上哲士、仁比聡平両参議院議員も参加しました。
笠井氏は、衆院予算委員会で自民、公明の与党が予算案の採決を強行したばかりの現場から駆けつけたと切り出し、憲法問題は、安倍総理のもとでかつてなく緊迫していること、同時に、改憲推進政党の間にも様々な矛盾が生まれていること、この両面をよく見る必要があると指摘しました。
笠井氏は、改憲手続き法案を5月3日までに成立させるということを、民主党、自民党執行部、そして安倍総理自身も言明したことでいっそう緊迫していること、同時に、憲法調査会から7年、特別委員会から1年半、いまだに手続法が衆議院すら通過していないこと、改憲を望まない国民の世論と運動でストップをかけてきたことに確信を持とうと強調しました。
そのうえで、笠井氏は、2月21日の憲法特理事懇の様子を紹介しながら、改憲推進政党も選挙を前に足並みを乱していること、こうした矛盾が生まれているのは、国民の草の根の運動があってこそと指摘。9条守れの声で改憲勢力を包囲し、9条改憲というよこしまなねらいと反民主的な内容を持つ手続き法案を、いっそうの世論と運動で必ず廃案にとよびかけました。