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2014年ニュース

【14.10.24】日韓議連代表団として朴槿惠大統領と会談

「慰安婦」問題/尊厳回復される解決を

 
 日韓議連代表団(額賀福志郎会長)は10月24日、ソウルの青瓦台(韓国大統領府)を訪問し、朴槿惠大統領と会談しました。日本共産党からは志位和夫委員長と笠井亮衆議院議員が出席しました。

 朴大統領は「日韓国交正常化50周年となる来年に向けて両国間の理解と友情を深めたい」と述べ、「両国間の象徴的懸案である『慰安婦』は、被害者が生きているうちに名誉を回復し、被害者が納得できる措置が必要です。被害者の心をさらに傷つけるような歴史に逆行する言動が繰り返されないようにすることが大切です」と強調しました。

 額賀会長と朴大統領とのやりとりのあと、志位委員長は「国交正常化50周年となる来年に向けて、両国の友好関係発展のために私たちも努力したい」と述べ、「両国の友好を考えた際、過去の歴史に正面から向き合い、過ちを真摯に認め、未来への教訓にすることが不可欠だと考えます」と強調しました。

 さらに「『村山談話』、『河野談話』を継承するとともに、それにふさわしい行動を取ることが必要です。『慰安婦』問題については、被害者の女性の方々の人間としての尊厳が回復される解決が必要です」と指摘。「そういう方向に両国が向かうよう、そして北東アジアの平和・協力の枠組みをつくっていくために努力していきたい」と語りました。

 これに対して朴大統領は「ありがとうございます」と応じました。

 会談の最後に朴大統領は、「両国関係の懸案問題の解決のために協力し、北東アジアの平和と協力が進むよう両国の議員に期待したい」と述べました。

日韓・韓日議連総会が共同声明

 
 韓国の首都ソウルで10月25日に開かれた日韓・韓日議員連盟合同総会は、閉会総会で共同声明を全会一致で採択し、日本側が「河野談話」と「村山談話」を継承することを再確認したと述べた上で、議連として「談話の精神にふさわしい行動を取ることにした」と明記しました。

 今回の合同総会は、日本軍「慰安婦」問題を初めて正式議題に取り上げて議論。共同声明は、「慰安婦」被害者の「名誉回復と心の痛みをいやすことができるような措置が早急に取られるように日韓双方がともに努力する」と強調しました。

 「慰安婦」問題が論議された社会文化委員会には、日本共産党から笠井亮衆院議員と紙智子参院議員が出席して発言しました。

 笠井議員は、「慰安婦」被害者が住む「ナヌムの家」と「わが家」に合わせて4回訪れたことに触れ、被害女性の人間としての尊厳が一刻も早く回復される解決の重要性を強調。「日本政府は、村山・河野談話を継承するというが、そのことに疑念を持たれる言動があります。継承するというなら、それにふさわしい行動をとることが必要です」と述べました。

 李珍福(イ・ジンボク)副委員長は、「いい発言をありがとうございます。被害者はお金が目的ではない。心からの謝罪を願っています」と応じました。

 また今回の総会では、分科会として新たに女性委員会を設置。出席した紙議員は、女性の社会進出を促進するための日韓両国間の情報交換や、戦争における女性の人権侵害などについて韓国側議員らと意見交換しました。