国会から

第165回臨時国会

【06.10.10】歴史問題 「世界が注目している」

首相、「適切に処理」表明  笠井氏発言

日中・日韓との首脳会談
 日本共産党の笠井亮議員は十日の衆院予算委員会で、日中首脳会談について発表した志位和夫委員長の談話も示しながら、日中・日韓関係の発展を一貫して願ってきた立場から「今回の首脳会談の結果を本当に良かったと思う」と歓迎を表明しました。
 そのうえで笠井氏は、両国との友好関係を本格的に発展させるためには、歴史問題についての障害を取り除き、基本点で解決をはかることが欠かせないと主張してきた日本共産党の立場を説明。この問題での日中・日韓首脳会談の合意内容を質問しました。
 安倍首相は「歴史を直視し、未来に向かい、両国関係の発展に影響を与える問題を適切に処理し、更に両国の関係を次なる高みに導いていくということで認識が一致した」と答弁しました。
 笠井氏は「こうした『適切に処理する』という合意、『適切に対応する』という首相の表明に、アジアと世界の諸国民も、日本国民も注目している」と述べました。
 そのうえで「歴史を直視する」ことを確認し、年内開始で合意した日中有識者による「歴史共同研究」の内容と意義について質問しました。
 安倍首相は「双方の歴史の専門家が集まり、率直に議論を重ねていくことが大切だ」と述べました。
 笠井氏は、歴史の共同研究の実施を政府間で合意したことの重要性を指摘。日本が過去に犯した誤りに正面から向き合ってこそ、未来の本当の友人がつくれると述べ、歴史問題の障害を取り除く上では、首相が靖国神社に参拝しないことが必要だと主張しました。
(2006年10月11日「しんぶん赤旗」より)
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