2009年新春てい談上

(「東京民報」2008年12月28日、2009年1月4日合併号より)

2009年てい談3名
日本と東京の未来について語り合う  左から 有馬理恵さん、笠井亮衆院議員、吉田信夫都議

   2009年は総選挙、都議選と、日本と東京の未来を決める大きな政治戦がある年です。現在の日本と都政の姿、今年の展望を舞台俳優の有馬理恵さんと日本共産党の笠井亮衆院議員(比例東京ブロック選出)、吉田信夫都議団幹事長の3人に語り合ってもらいました。


笠井亮衆院議員  比例東京ブロック選出

吉田信夫都議団幹事長  杉並区選出

有馬理恵さん  舞台俳優・劇団俳優座

街にあふれる政治への怒り

◇2兆円バラまき給付  増税続くと国民見抜く◇


   有馬     安倍首相、福田首相と2代続けていきなりの辞任というとんでもないことが起こりました。麻生首相は軽率な発言も含めて腹立たしいことばかりで、話題にもしたくないくらいです。

  笠井  国会ではいま、「二度あることは三度ある」と言われています。自民党議員たちは、「わが党は学級崩壊ですよ」と声をかけてきますし、委員会理事協議の場でも、委員長(自民)が「朝日の『天声人語』見た? 日本の首相は『ふぐ刺し』みたいになってきた。薄っぺらで賞味期限が短いって」と、支持率急落を話題にする始末です。

   有馬   国会はいまそんな状況なのですか。

   笠井    臨時国会の自民・民主の党略的な駆け引きに、「どっちもどっち。こんなことやっていたら国民から見放される」と、ぼやく元閣僚もいました。「年越しできるか」という庶民の苦しみそっちのけの政治ではね。

   吉田     街を歩いていても、2兆円の定額給付金への怒りがあふれていますよね。もらった後に、消費税の増税があるとみんなが見抜いている。それにはごまかされないという声を本当によく聞きます。

◇自民党議員も『蟹工船』に注目◇

   有馬     2008年は小林多喜二の『蟹工船』が流行語大賞のトップテンに入りました。私たちの周りでも、お金がないことを、「今月、私はカニコー(蟹工船)なんだ」と高校生が言っていたり、日常語になっています。

   吉田     そんな使い方があるんですね。都議会でも、自民党の都議から「『蟹工船』が売れてるんだね」とか「党員が増えているんだって」と声をかけられることもあり、共産党に興味を持っているんだなと感じています。

   笠井    私もあるトーク集会で自民党の国会議員と対談したら、その議員からいま共産党は注目されていると、『蟹工船』のことや入党者の増加を説明されました。外国のメディアも、「日本の若者が、続々と共産党に身を投じる」と大きな見出しを付けて報じたりしています。

笠井亮
笠井亮衆院議員

          後期高齢者に苦情60万件
笠井   「老後の安心は政治の責任」

   吉田     国民の怒りが08年に高まった問題と言えば、後期高齢者医療制度がありますよね。3月以降に都内区市町村に寄せられた苦情の件数を都議団で調べてみると、58万8000件に及びます。一つの制度についてこれだけの苦情があったというのは、おそらくかつてないことだと思います。

   笠井    制度実施前の07年には、廃止を求める様々な団体の方々が国会要請に来ても「賛成してくれるのは、共産党だけだ」と嘆いていました。民主党もマニフェストで、高齢者に年齢を区切った別の医療制度を掲げていたくらいです。そんな状態から世論が広がり、野党4党の廃止法案が参院を通るまでになったのだから、大きな変化です。

   有馬     私もある人に、「息子は引きこもり。自分は後期高齢者になる。どうやって生きていけばいいんですか」と訴えられたことがあります。その人は、いまどうしているのだろうと考えてしまいますね。作家の雨宮処凛さんが「無条件に生きさせろ」と言われましたが、本当にその言葉どおりだと思います。

   笠井    12月15日に、5度目の年金からの保険料天引きがありました。年越し前の一番厳しいときに、数万円の年金から天引きされる人もいます。どんな気持ちで、どうやって年を越し、暮らしているのかと思うと、胸が苦しくなります。「無条件に生きさせろ」という話題で、頑張らないといけないと思い出されるのは、日の出町が75歳以上の医療費を無料化したことです。政治がその気になり、最優先でお金を使えばできることも多いはずで、参院で可決して衆院に送られた廃止法案は何としても成立させたいと思いますね。

   吉田     私たち都議団は12月議会で、高齢者の医療費を都で独自に軽減する条例案を出しました。世界は医療費の無料化が広がっており、そういう政治を日本でも実現しないといけませんね。


吉田信夫
吉田信夫都議

吉田   「都政の行き詰まり深刻」
         共産党伸ばし、暴走止めよう

   吉田     08年の都政を振り返ると、石原都政の失敗や行き詰まりがはっきりしたことが特徴的でした。新銀行東京は自民、公明、民主の賛成で投入した1000億円の大半を失い、追加投入した400億円も毀損しかねないのをはじめ、石原知事が、思いつきとトップダウンで始めた事業が次々と破たんしました。400億円追加投入は新聞の世論調査では、反対が7割を超えるなど都民からは総スカンでした。築地市場の移転でも、都としても移転予定地の土壌汚染を調査せざるを得なくなり、環境基準の4万3000倍のベンゼンという驚くべき汚染が明らかになりました。

   笠井    オリンピック招致を口実に進める外環道の問題もありますよね。私も国会で取り上げましたが、1メートル造るのに1億円の事業費がかかります。100メートルで100億円。これだけあれば、どれだけ都民の福祉が充実できるでしょうか。

   吉田     外環道を含めて、五輪招致の総事業費は9兆円にも上ります。都民の世論が盛り上がっていないからと、CMなど招致キャンペーンにも多額のお金を使っています。都は当初計画した55億円では足りないと、150億円も使おうとしています。一例をあげると、北京オリンピックに石原知事夫妻が行き、高級ホテルに部屋を設けて東京のPRをしました。これだけで約4億円もの費用がかかっています。

   有馬     それはひどい。私の住む町田市でも、無保険の子どもの多さが問題になっています。オリンピックに使う費用を、こういう子どもたちのために使ってほしいと思います。都議会の様子は、どうなのですか。

   吉田     都議会の自民、公明、民主、各党の態度も問われなければなりません。五輪招致にしろ、新銀行東京にしろ知事だけで決まったわけではない。共産党以外の各党が知事の言いなりで、知事の方針を賛美して来たから進んできたことです。さらに新銀行東京でひどいのは、都議らによる融資の口利きです。私たちの調査でも、会社の実態がないような企業への融資を口利きしたり、相手の企業から献金をうけていたりという実態が確認できました。税金で設立された銀行を食いものにしていた、ということです。

   有馬     なるほど。

   吉田     驚かれるかもしれませんが、都議会民主党は、自民、公明とともに後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める陳情に反対し、障害者自立支援法の応益負担廃止を求める意見書にも理事会で反対したのです。

   笠井    国会の民主党とは、まるで違う態度をとってますね。同じ政党なのに。

   有馬    そうなんですか。テレビなどで取り上げる問題になると、ワッと反対して良いことをいう人っていますよね。言うだけではなく、本当にそのとおりにやってほしい。

   笠井    国政でも、雇用の問題が深刻になってから「1999年の派遣法改悪が問題だった。政治の責任だ」などといまごろ言い出す政党もあります。あのとき賛成したみずからの責任も問われますよね。都政の暴走を食い止めるには、都議会の共産党がなくてはならないのですが、もう一つ、国政の場にも手段があります。築地市場の移転も、最終的には農水相の認可が要ります。「世界の築地だから」と衆院外務委員会で取り上げたのですが、「基準に合わなければ認可しないことはありうる」との答弁でした。また、外環道の建設にしても、国幹会議(国土開発幹線自動車道建設会議)での整備計画の決定が必要です。国政と都政で連携して暴走を食い止めていくためにも、どちらも議席を伸ばしていきたいですね。

吹き荒れる雇用破壊

笠井   「大企業に社会的責任果たさせる」

   有馬    笠井さんも国会で取り上げましたが、年末にかけてリストラと雇用破壊の嵐が吹き荒れました。

   笠井    雇用問題で志位委員長が麻生首相と党首会談した同じ日に、私は予算委員会の集中審議で質問し、日野市の日野自動車に党が申し入れました。トヨタをはじめ莫大な内部留保がありながら、自動車産業主要13社だけで2万人近いリストラが予定され、その数もどんどん増えています。質問前日には日比谷野外音楽堂での、派遣法抜本改正を求める集会で、「僕たちも新年を迎えたい」という痛切な思いが語られました。

   吉田     派遣社員は、雇用がなくなると同時に、住まいもなくなります。共産党も要望して都が新宿に作ったネットカフェ難民などの若者のサポートセンター「TOKYOチャレンジネット」には、地方から青年が押し寄せている状況です。

   笠井    日本IBMでは正社員にまで1000人規模で退職強要が行われています。ここで大量解雇をやめさせないで、何が政治の役割かと思っています。スペインのバルセロナでは、日産の大リストラ計画を数カ月かけた戦いで撤回させました。ここでも政府が重要な役割を果たし、スペイン政府が乗り出し仲介して、労働者と企業を話し合わせています。しかし麻生首相に、首切りする大企業から事情を聞くよう求めてもやろうとしません。

   有馬    何千人、何万人というリストラの数字の向こうには、人間それぞれの生活がありますよね。なぜ政府は動こうとしないのでしょうか。

   笠井    政府は「個別企業への働きかけはできない」の一点張りです。しかし、麻生首相は産業界と懇談した際に、東レとかロフトは呼んでいるのです。非正規社員の正社員化など「良い例」という企業は個別に呼ぶのに、肝心の違法、不当な解雇をやっている企業に中止を働きかけるようこちらが求めても、みずから動こうとしませんでした。

   吉田     使い捨てだけでなく、いわば「使う前に放り投げてしまう」内定取り消しも許せません。08年12月はじめに都議団で都内の大学を調べたら、この時点ですでに39大学で少なくとも82人の内定取り消しがあると分かりました。わが党の質問に石原知事も、若者にとり「人生の悲劇」であり、企業として「行うべきでない」と答弁しましたが、国も都もこれを放置することは許されません。

   笠井    政府が大企業を甘やかしていますよね。大田区で中小企業をまわっていると、工業連合会の人たちが「自分たちは赤字になっても、目の前の従業員の雇用を守ろうと頑張っている。なのに大企業は利益が減っても儲けているのに、大量の首切りをするのか」と怒っていました。本当に、その通りだと思いますよ。12月9 日には厚生労働省に「非正規切り」防止通達を出させましたが、大企業に社会的責任を果たさせるため、年明けから全力を挙げていきます。


戦前から続く人間使い捨て

有馬理恵
有馬理恵さん

有馬   「人間に目を向ける社会を」


   有馬    私は07年から、憲法をテーマにした市民参加のミュージカル「憲法ミュージカル」に取り組んでいます。昨年の公演は6000人の観客を集め、今年も大阪、東京、山梨の連続公演で1万6000の席がすべて満席になっています。出演したいと集まって来るのは、歌ったり踊ったりしたいだけという人もいますが、憲法を「健保」と思っていたり、あるいは従軍慰安婦はいなかった、などと思っている人たちです。

   吉田     そうなんですか。面白いですね。

   有馬    公演の練習とともに、憲法とは何なのか、といったことからも勉強していきます。私は従軍慰安婦としてレイプされたフィリピンの女性を演じたのですが、先ほどの慰安婦はいなかったといっていた男性は、私の父役でした。その役を通じて自分の娘のレイプを追体験し、劇中なのに脂汗をかいて青ざめてしまう。それを通して慰安婦に対する意見も変わっていくのです。

   笠井    憲法ミュージカルは、人を変える取り組みになっているんですね。

   有馬    憲法ミュージカルが各地に飛び火しているのは、参加者一人ひとりが世の中に向き合っていくからだと思うんです。母親に「憲法」なんて言葉がつくミュージカルに出てはだめだと言われていた子が、母と話し合って来てもらったり、高校生が公演のためにバイトを休みたいと責任者に掛けあったり。参加者が周りの人たちに働きかけることで、少しずつ世の中を変えています。

   笠井    国会では法律上は1年半前から、憲法改正案を出せる憲法審査会が設置されています。しかし実際には動かせないでいる。改憲派の議員たちは、若者たちのこういう取り組みを知らないでしょうが、それが確実に世論を動かし、国会にも影響していますよね。

   有馬    先ほど、リストラや雇用破壊の問題が出ました。麻生首相は戦前からの財閥出身です。安倍元首相も岸信介氏の孫で財閥の関係者です。戦争中に政府と財閥が、中国人強制労働や、従軍慰安婦の問題でどういうことをしたか。そのことに戦後、きちんと向き合ってこなかった問題と、いまのワーキングプアや弱者を痛めつける社会の姿が、私のなかではすごく結びついています。

   吉田     国のため、企業のためにはなんでもやってしまう。それを変えないといけないですよね。

   笠井    人間を尊重して大事にするのか、モノのように使い捨てるのか。戦前の反省のうえに、憲法9条があり、24条(両性の本質的平等を定めた)や、25条(生存権を定めた)がある。そこにいる人間に目を向けるかどうかだと思います。

   有馬    政治献金を受け取っていないのは日本共産党だけですね。だから一人ひとりの人間に目を向け、弱者の立場から大企業にきっぱりものを言えるのも、日本共産党だけなのだと思っています。

(つづく)


2009年新春てい談上

(「東京民報」2009年1月11日号より)

2009年てい談3名
左から 笠井亮衆院議員、有馬理恵さん、吉田信夫都議

都議選・総選挙の年

笠井   「国民の苦難解決する力を大きく」

   有馬    私の息子は3歳になります。いろんな政治家や行政の人が「子育て支援が重要」と言っていますが、私には支援がまわってきていない印象です。5000円の児童手当をもらっても、半年前まで預けていた無認可保育園は、延長保育も含めて月に5万円ほどの保育料で追いつきません。

   吉田     都のアンケートでも、子育て支援で望むことは「経済的支援」が一番になっています。

   有馬    本当にそうです。二人目を産もうと考えると、一家そろって路頭に迷うことを覚悟しなくてはいけません。

   笠井    フランスは少子化対策で雇用、手当、男女平等など総合的に政策を充実させています。かつてパリ在住の日本大使からも、「日本はフランスに学ぶべきだ」という意見を聞きました。国会で妊婦健診の14回無料化を取り上げた際、必要な費用は1300億円と厚生労働省が答弁しました。イージス艦一隻分で可能な額です。

   吉田     08年には、都立墨東病院が最初に受け入れを拒否した妊婦が死亡する問題が起こりました。政治が妊婦の命を救えなかったという重い現実です。しかし、石原知事と舛添厚生労働相は互いに責任をなすりつけ合いました。これほど見苦しいことはありません。国が医学部の定員を減らしてまで医師数を抑えてきた問題もありますが、都も都立病院の医師給与を低く抑え、06年には全国で最下位でした。



有馬   「教育を無条件に受けさせて」


   有馬    都は認証保育所を推進したので、いまあちこちに出来ていますね。

   吉田     私たちは「都政版構造改革」と言っているのですが、石原都政は「民でできることは民で」と、都の仕事を次々と民間にゆだねてきました。その弊害が医療などあらゆる分野に表れています。とりわけ問題なのは、福祉に営利企業を入れてきたことで、その象徴例が認証保育です。私たちは、営利企業の参入がどういう事態を招くか警告してきましたが、それがこのところ現実になってきています。共産党都議団の調査で、実際にはいない職員の虚偽申請などが次々と発覚しています。

   有馬    不正をした園には小田急系列の企業もあったということで驚きました。小田急沿線に系列の認証保育園が多くありますが、窓がない園も多く、しかも保育料がすごく高いです。

   吉田     調査した園のなかには、おもちゃもないとか、絵本も図書館から借りてくるようにと、経営者が言っているところもありました。食費が1日数10円というケースもあります。企業が儲けようとする。削れるのは人件費か、食費くらいとなります。営利を認めると、おのずと質が下がることは明らかです。

   笠井   認証保育にしても学力テストや学校選択制にしても、都政が先導して進めたことが、全国に広げられてきました。全国の保育所待機児童を調べてみると、1万9550人と前年度より1624人増えています。保育所の数は2万2909カ所で61カ所増えていますが、公立は逆に275カ所減ってしまいました。

   吉田     自民、公明、民主などの党は、営利企業が入ればサービスが向上するという「架空の論理」で、いまも賛美を続けています。

   有馬    給食費を払えず滞納する家庭も増えています。何万人というリストラされた人のまわりに、家族たちがいるんですから。こういうところにこそ、政治がお金をかけてほしいと思いますよね。雨宮処凛さんの「無条件に生きさせろ」という言葉を前に紹介しましたが、私は同時に「当り前の教育を無条件に受けさせろ」と言いたいんです。給食だって、食育として無料で当たり前です。

   吉田     日本にいると異常さがわからないですが、高校授業料はOECD加盟30カ国中26カ国が無償です。それが世界では当然です。共産党都議団は、12月の議会に勤労者の生活収入が20年前のレベルに下がったことを受け、高校授業料も当時の額に下げるという条例提案をしました。



吉田   「具体策提案し都政動かす」


   

吉田     私たちは中学生までの医療費無料化を長く求めてきましたが、都が踏み切らないので08年の議会で条例を提案しました。すると、知事が「区市町村と協議を進める」と答弁し、入院費は無料に、通院費は1回200円という方向が打ち出され、実現に向け前進しました。学校施設の耐震改修への都の助成も、共産党が条例提案したところ、それ自体は否決されましたが都が支援策を早急に講じると動き出し実現しました。

   有馬    都民の運動が政治を動かしたことは、都政では特にわかりやすいですね。乳幼児医療費の無料化は私たちもずっと求めてきて、知事選のときには石原知事まで公約していました。「反省した」という石原知事の一番のうたい文句に使ったのに、まだ実現させていなかったとは驚きます。

   笠井   最初に戻りますが、ばらまき給付の2兆円も、現に要求のあるところに使うべきです。2200億円の社会保障削減など「構造改革」路線の破たんはもはや明らかです。多くの国民が苦しんでるなかで、福祉にしろ医療にしろ、教育にしても国民が現に求めていることに使わせるようがんばっていかないといけません。

   有馬    共産党の議員の方は、あちこちで活躍されて、ものすごく忙しいのではないでしょうか。

   笠井   国会質問の日に、日野自動車への申し入れがぶつかり、私は国会質問があるので、とくとめ道信衆院比例予定候補が行きました。ほんの一つの場面ですが、こういうときに現職の衆院議員が2人以上いたら、両方に議員が行けるのにと強く思いました。

   吉田     都議会でも、12月議会の質問時間は代表と一般合わせて37分でした。他の党は1時間以上も質問します。質問したい項目は多くあるのに、いつも頭を悩ませます。都議選で躍進し、多くのテーマを質問で取り上げられるようにしたいですね。

   笠井   「この問題を何とかしてくれ」と言われた方の顔が浮かんでくるから、質問項目を減らすのは本当に辛いですね。でも、国民の苦難を何とかしようというところから出発した党なので、そこから道理を主張し、政治を動かしています。だから憲法9条も変えさせない。この力をもっと強くしていく決意です。



(おわり)